成書『あっという間にうまくなる 神経ブロック上達術』とリンクしたサイトであり、同書で紹介されている末梢神経ブロックに関して動画・画像や補足事項を紹介します。
臀部・臀下部の坐骨神経の見つけ方

臀部・臀下部の坐骨神経の見つけ方


臀部・臀下部の坐骨神経の見つけ方

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「臀部で坐骨神経を見つけるにはどうしたらいいですか?」

よく質問を受けますが、みなさんはどう思いますか。難しいと感じたことはないでしょうか?

筆者自身、臀部・臀下部アプローチを進んで行おうとは思わないので

(では何ブロックをしているか・・・については後で書きます)

「さぁ、坐骨神経をみせてみて」

と言われるとパッと出てこないかもしれません(汗)。

教科書には、

○○筋と△△筋の・・・・とか

近くに□□動脈が・・・とか

書いてありますが

正直に言うと、お尻には分厚い脂肪があるうえ、

坐骨神経自体が、周囲の筋肉と輝度が近い場合も多く

慣れない人が、お尻にエコーをあてて

パッと見つけられるほど甘くないということです。

エコー初心者に、○○筋を見つけて・・・・とか言っても難しいですから

もっと簡単に見つける方法があったら良いですよね。

筆者はよくこの質問を受けますが、こう答えています。

「仙骨神経叢から追っかけていくのが一番簡単です」

テキストにある図です。



仙骨神経叢が仙骨から出てくるところ

そこを見つけて、神経を追いかけていけば、おのずと臀部の坐骨神経にたどり着きます。

詳しくはテキストの仙骨神経叢ブロックの項を参照してください。

仙骨神経叢は、ほぼ決まったところから出てきますので

正しい場所にプローブを置いてさえいれば

すこしプローブの角度を振ってやるだけで100%見つけられます。

仙骨から出てきた高輝度の神経を見つけ

それを足の方へ追っていくだけです。

まずこの方法で坐骨神経を見つけてみてください。

○○筋や□□動脈といった周辺の構造は

それから見つければ良いのです。

周辺の構造から見つけていくのではなく

神経をまずみつけてから、周辺の構造を覚えていくことが

臀部の坐骨神経ブロックが苦手という先生にとって

ブレイクスルーになるかもしれません。


では筆者は、臀部アプローチをせずに何ブロックを行っているかというと

もうわかりましたよね、仙骨神経叢ブロックです。

THAや人工骨頭などは、上殿神経などもブロックしておきたいので

臀部の坐骨神経ブロックではなく

仙骨神経叢ブロックが適しています。

仙骨神経叢ブロックと、臀部の坐骨神経ブロックは

刺入部から言えば、10センチほどしか離れていません。

神経の太さや、ブロックの効き具合などはほとんど変わりませんから

あえて坐骨神経ブロックを行うのではなく

すべて仙骨神経叢ブロックを行えば良いというのが

筆者の考えです。

さらに、仙骨神経叢ブロックはブラインド法でも安全に施行できます。

もちろん、ブラインド法で行うには慣れも必要ですが

慣れてしまえば、成功率100%、所要時間30秒というお手軽さです。

仙骨神経叢ブロックについては、テキストにブラインド法も含めて記載してありますので

適宜参照してください。

現在、世の中はエコーガイド下が全盛の時代です。

ブラインド法は正しい技術と知識が必要ですので、

行う場合も、十分に注意して行いましょう。
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