成書『あっという間にうまくなる 神経ブロック上達術』とリンクしたサイトであり、同書で紹介されている末梢神経ブロックに関して動画・画像や補足事項を紹介します。
仙骨神経叢ブロックのコツ?
ブラインド法で行う仙骨神経叢ブロックのコツ?
同僚を通じてこのような質問をいただきました。
『仙骨神経叢ブロックをブラインド法で行うときに、テキストではロスオブレジスタンスで梨状筋を越えると注入されると書いてあるが、どこでも注入されてしまうんですがどうしたらいいですか?』
ということでした。
同僚は、この疑問をいくつかの施設で聞いたとのことです。
筆者としては、エコー全盛の時代ながら
テキストをみて、このブロックに挑戦している先生が多くおられることに感動なわけです。
さて、質問をみてみると
テキスト通りに穿刺をして
ロスオブレジスタンスを開始したのはいいけれども
どこでも薬液が注入できてしまう。
ということですね。
ブレイクスルーへの解になればいいですが・・・
原因としては、
ロスオブレジスタンスの力が強すぎる
ことが最も考えられます。
針が梨状筋に達してから、ロスオブを開始しますが
その力が強すぎると、筋肉内といえども薬液が入っていきます。
いわゆる筋注です。
ロスオブを開始する時には
筋肉内には注入されない程度の力で行うことが重要です。
針をすすめる前に
まずシリンジを押して、針が筋肉内にいるその抵抗を感じましょう。
その抵抗を感じながら、その力を維持しつつ
針を進めていきます。
すると、梨状筋をこえたところで
スッと抵抗が消失することを感じられるはずです。
場合によっては、梨状筋を越える時にプスッというクリック感が得られることもあります。
抵抗消失をみたら、吸引して血管内でないことを確認し
薬液を注入します。
このブロックのロスオブに使う力は、
エピのロスオブよりも若干強い程度ですが
これは、あくまで筆者の感覚なので、手が変われば感覚も違うことでしょう。
また、先端が鈍である専用のブロック針で行うことも重要です。
筆者は、テキストに記載されている針でおこなっています。
針が違えば、感覚も違いますから
注意してください。
現在はエコーガイドが主流です。
ブラインド法は、非常に有用ですが、正しい知識と技術が必要です。
安全な手技を心がけましょう!
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