多量の薬剤を使用するときの工夫
多量の薬剤を使用するときの工夫
末梢神経ブロックの局所麻酔薬の使用量は
ほとんどの場合、1か所あたり 5 〜 20 mL の間でしょう。
しかし、それ以上の薬剤を投与したい時
皆さんはどのようにしているでしょうか?
多量の薬剤を必要とするブロックは
例えば、SIPB/SPBや腸骨筋膜下ブロックなどが挙げられます。
神経ブロックは、手に伝わってくる注入圧によっても
針先が神経や、他の構造にあたっていないか
確認する手段になります。
そのため、10mLや20mLのシリンジで行うのが適しています。
では30mLとか40mLといった量を注入したい時は
どうしたら良いでしょうか?
30mLシリンジがある施設は少ないでしょう。
50mLシリンジではどうでしょうか?
50mLシリンジとなると、相当強い力で押さないと
注入できません。
ましてや、針先での注入圧なんてわかるわけがありません。
では、20mLシリンジを2本用意して
付け替えましょうか?
これも悪いわけではないですが、
助手がいない場合は、一旦エコーをはずしてシリンジを付け替えて・・・
・・・・あれ、針先はどこに・・・?
なんてことも。
助手に頼んだとしても、付け替えるときにエアーが入ってしまって
画像がキラキラになったり・・・。
こんな時は、あらかじめ以下の写真のように組み立てておくと
煩わしくありません。
シリンジを取り付けるときに
しっかりエアーを抜いておけば
三活をちょこっといじるだけで、簡単にシリンジの交換ができます。
これなら一人でブロックするときでも
助手に注入してもらうときでも
全く苦にならないはずです。