成書『あっという間にうまくなる 神経ブロック上達術』とリンクしたサイトであり、同書で紹介されている末梢神経ブロックに関して動画・画像や補足事項を紹介します。
神経ブロックには鈍針を使いましょう
神経ブロックに用いる針について
神経ブロックを行う場合、どのような針を用いているでしょうか?
筆者の施設では、テキストに紹介している6種類の針を使用しています。
神経損傷を防ぐために、必ず先端が鈍なものを用いるのが鉄則です。
では、カテラン針のような鋭針を用いた場合、どのような事が起こるのでしょうか?
テキストでも述べているように、
鋭針では、膜貫通感が得られにくいだけでなく
神経に当たっても、抵抗を感じることなく突き刺してしまう
場合があります。
「私はそんなことはしない。エコーでしっかり見ながら、神経を回避するから大丈夫!」
と反論が来るかもしれませんが
鋭針の恐ろしさはそれだけではありません。
例えば・・・脊髄くも膜下麻酔のとき
中々くも膜下腔に到達できず、何度か刺していたら刺さりにくくなっちゃって・・・
最後には、皮膚すら貫けなくなってしまった・・・
「外回りさん、もう一本だして〜」
なんてこと・・・ほとんどの麻酔科医は、いちどは経験があるはずです。
鋭針は、先端がシャープですから、組織を貫く力が優れている反面
先端が折れ曲り(刺さりにくくなり)やすいという特性があります。
エコーで神経を回避したとしても
鋭針の怖いところはそこからなのです。
肉眼ではわからないくらいに、先端が折れ曲って
カマのようになり
針を抜いてくるときに神経を引っかけてくる
のです!
硬膜外針やポール針など、どの施設にも先端が鈍な針はあるはずです。
必ず鈍針を使うようにしましょう。
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