成書『あっという間にうまくなる 神経ブロック上達術』とリンクしたサイトであり、同書で紹介されている末梢神経ブロックに関して動画・画像や補足事項を紹介します。
腰方形筋ブロック 1&2

腰方形筋ブロック 1&2


腰方形筋ブロック 1&2

腰方形筋ブロック 1&2

ここでは腰方形筋ブロックの動画を公開します。

テキスト<コラム7>で述べているように

腰方形筋ブロックは、TAPブロックのオリジナル版です。

2001年にRafiにより報告されたもので

本来は筋膜を貫いたときに得られるPOP感を頼りに行う

ブラインド法でした。

Rafiが『One-pop technique』、

後にMcDonnellらが『Two-pop technique』として

報告しています。

このブラインド法・・・

実際にマスターすると、非常に簡単にTAPブロックと同様の効果を得ることができる

本当に優れた方法です。

しかし、注意点がひとつ。

テキストにも書きましたが、

慣れていない人が、Two-popすると腹膜を貫通してしまう場合があります。

なので、体格などを考慮して穿刺の深さには十分注意する必要があります。

つまり、十分慣れるまではエコーガイド下で行う方が安全です。

そしてさらに、注目すべきなのは

このブロック・・・内臓痛までとってしまう可能性を秘めているのです!!

腰方形筋ブロック(QLB)にはQLB1QLB2が存在します(現在、QLB3も報告されています→QLB3)。



どちらの注入も、後方(側方)TAPブロックと同じ効果を得ることが可能です。

しかし、QLB2では腰方形筋を伝って

薬剤が浸潤していき

遊離肋骨の部分から

傍脊椎腔まで広がる・・・らしいのです。



実際にやってみると・・・

あら不思議、内臓痛までとれてしまう症例が

確かに存在するんです。

でも、確実性はないようです。

著者がやってみた限りでは

ほとんどが、後方(側方)TAPブロックどまりで

内臓痛まで除去できたのはわずかでした。

傍脊椎腔まで広がるというのは本当なのか?

内臓痛までとるには何か工夫が必要なのか?

これから検証されることでしょう。

現時点では、

『ブラインド法でもできるTAPブロックであり、内臓痛までとる可能性のあるブロック』

程度の認識で良いでしょう。

現在、腰方形筋ブロックはQLB1、QLB2に加えて

transmuscular approach(QLB3)やintramuscular approachなども報告されています。

QLB3についてはこちらの記事も参考にしてください。

以下には、エコーガイド下で行った

QLB2の動画をのせました。



当ホームページにおける動画・画像および内容に関する

著作権は当ホームページ管理人に帰属するものです。

QLB1/2に関する図は

http://www.respond2articles.com/ANA/forums/post/1550.aspx

から掲載しました。
腰方形筋ブロック 1&2

腰方形筋ブロック 1&2

★メニュー

頭頸部のブロック
体幹の神経ブロック
上肢の神経ブロック
下肢の神経ブロック
補足事項
インフォメーション
教科書
Contact Us


ページ先頭 ページの先頭へ
トップに戻る トップに戻る
友達に教える 友達に教える
(C)あっという間にうまくなる神経ブロック上達術